昨年、飲食店の皆さまより大好評いただいた国産養殖「生銀鮭」のシーズンが今年もやってきました。銀鮭といえば養殖物がほとんどで、チリ産銀鮭(通称:チリ銀)が有名どころ。朝食でお馴染みの「鮭の塩焼き」によく使われる、あの鮭がチリ銀ですね。一般的には銀鮭は焼き用というイメージがありますが、近年の“国産養殖”ブームにより、お刺身で提供する飲食店さまが増え、生食用メニューも広がってきました。
国産の魅力はなんといっても、鮮度の良さ。海外から冷凍輸入される銀鮭とは違い、水揚げ当日に加工・出荷するため、新鮮な状態でお届けしています。養殖物はクセが強くて脂っこいのでは…?というギモンの声もたまにお聞きするのですが、食べてみると、ほどよい脂ののりが驚くほどしっくり。クセもなく、鮭の旨みをしっかり味わえます。身色は思わずハっとする鮮やかなピンク色なので、お刺身盛り合わせの一品に加えると色がよく映え、見栄えもばっちり。お刺身だけでなくバター焼きやムニエル、フライもおすすめ。身がやわらかいので、ふっくら仕上がります。
さらに生銀鮭の魅力をもう一つあげるならば、今だけしか食べられない”季節限定モノ”だということ。銀鮭はとっても繊細でして、一定の水温でないと育ちません。そのため出荷時期が限られ、6~7月が水揚げのピークとなります。国産物を生で食べられる期間は、実はあっという間なのです…。でもだからこそ、旬なものを食べたい需要が高まる時期でもありますよね。魚ポチでは6~7月は安定的に入荷がありますので、国産生銀鮭を目玉とした販促フェアは、この時期の飲食店さまの取り組みとしておすすめです。
鮭の養殖技術は、生産者たちの試行錯誤により年々改善され、日本人好みの品質へグレードアップしています。魚ポチでは、宮城「宮城サーモン」と新潟「佐渡荒海サーモン」を掲載中。ぜひいろいろ食べ比べしてみてくださいね。いっぱい食べて、国産養殖鮭をもっと盛り上げていきたいですね!