「幸神目抜け」と漢字で書いて、コウジンメヌケと読みます。「幸」と「神」という字を含んでいるため、縁起のいい魚としてお祝いの席で使われることもよくあるようです。ハッとする鮮やかな赤い魚体と、ドカンと飛び出た目玉はインパクト満点。拝みたくなるようなありがたい雰囲気が、見た目からも伝わってきます。昔は安い魚として家庭料理にも使われていたようですが、今では最高級魚。漁獲量が少ないため通常はキロ6～8千円くらい、大きいものだと、なんとキロ1万するときもあるようです。これは、なかなか仕入れは慎重になりますよね…！しかし、クエやハタにも負けない旨さと言われるコウジンメヌケ様。一度コウジンメヌケを口にすると、そのおいしさの虜になる飲食店さまも多く、この価格にもかかわらず人気の魚。コウジンメヌケの入荷を心待ちにしているよ！という嬉しいお声もいただくほど、根強いファンのつく魚です。
こちらはコウジンメヌケのお刺身です。やわらかくて甘みがあります。冬には脂がのって美味！皮下の脂は特においしいので、皮霜作りもおすすめです！
コウジンメヌケのお鍋。これまた、旨みたっぷり出汁がよく出る！昆布要らず、かつお節要らず。お鍋を堪能したあとは、雑炊が最高です。どれだけ満腹でもぺロっと食べられる、出汁のきいた雑炊です。飲んだあとの胃にしみわたりますねえ。アラは味噌汁やお吸い物、アラ炊きにぜひ。余すところのない魚ですよ！
魚ポチでも、コウジンメヌケの入荷があります！希少な魚ですので、入荷は稀ですが、見かけたらラッキー！ぜひご覧くださいね。
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産地〆オオサガ（荒神メヌケ)