今回は駿河湾の桜エビ。前回ご紹介したシロエビによく似ていますよね。桜エビはシロエビよりも小さく、体長4~5cmほどの桜色をしたかわいいエビです。通年、冷凍品が多く出回りお好み焼きや焼きそばなどでお馴染みですが、生桜エビが食べられるのはとっても希少。禁漁期が設けられているため4月~6月・10月~12月の年2回だけしか生で食べられません。まさに今は春漁のシーズンです!春の山菜を混ぜ込んだ「桜エビの炊き込みご飯」や春キャベツと合わせた「桜エビのパスタ」、サクサクふわふわの「桜エビのかき揚げ」この季節のメニューにピッタリです。また、産地では駿河湾の生シラスと合わせた「桜エビの紅白丼」や、生きた桜エビを特製タレに漬け込んだ「桜エビの沖漬け」などは観光客からも大人気。駿河湾までひとっとびしたいですね!
駿河湾のように湾が広く、かつ深い場所は、桜エビにとっては棲み心地がいいようです。桜エビは昼間は深さ200~350mの海中に広々と広がって生活していますが、夜になると群れながら20~60mまでふわっと上昇する習性があります。こういった習性が一番安定する場所が駿河湾なのでしょう。また、駿河湾の塩分濃度や餌にするプランクトンも桜エビの生息環境にあっていると言われています(諸説あります)。さて、魚ポチでも生桜エビを掲載しています!希少ですが水揚げのあった日はお出しいたします!この時期だけのおいしい生桜エビ、ぜひ仕入れてみてくださいね!