宮崎日向灘産ハマフエフキ

宮崎日向灘産ハマフエフキ

定置網でとられたもの
水揚げ翌日で鮮度良いが、訳あって体色は飛んでいる
新鮮なものは背から腹へかけて黒から黄色にグラデーション。顔にあるブルーのラインが綺麗な魚
沖縄では三大高級魚の一角を担うらしく、「タマン」と呼ばれ親しまれている
かくいう僕も沖縄に行った時、引きが強いとネットで見て釣りたくなり、ソデイカのアミ漬けというクッサい餌を沖縄夜の海に放り込んだがミニミニなフエフキがかかって撃沈。うーん、タマンないな〜って感じ。
捌くとなるほど、急流によりサンゴ礁にぶつかっても大丈夫そうな固くて厚いウロコをしている
内臓からは少しほのかに磯の香り
検食初日。皮引いた刺身は柔らかめで淡白。うっすら爽やかな磯感あり上品な味わい
焼き霜造りは、皮がパリッと香ばしいが切るのを失敗したこともありまぁまぁ。
湯霜もまぁまぁちょっとヌルい冊にやったからか皮下の身も柔くなり過ぎてちゃっと微妙な味わい
アラは昆布だしに入れて塩と酒でシンプルなあら汁になり、一部頭に内臓少し残ってしまってたか妙なクセある部分あったが基本身は上品で美味しかった
アルコールで少し殺菌しながらキッチンペーパーとラップで巻いて冷蔵庫に寝かせ、3日目は再度焼き霜造り。そしてブイヤベースに入れてみた
3日目の焼き霜の方が水分がほどよく抜けたのと、身が冷えた状態で皮目だけ炙れたためか、うまく切れて良い見た目になり、なんだかだいぶ美味しかった
ブイヤベースも良く合い、結構煮ても割とふっくらで楽しめました
脂乗りはもう一押しといったところなので、寒さ深まればもっとうまくなるのかもしれない

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