環境にやさしい「完全養殖」の生本マグロ、魚ポチ掲載開始しました!ブランド名は「BLUE CREST」(ブルークレスト)。マルハニチロ社が手がけたクロマグロの完全養殖ブランドです。「世界最高峰のクロマグロを供給したい」「青い地球、海の恵みであるクロマグロのおいしさを、世界に届けたい」というマルハニチロ社の想いがブランドに込められています。
最近よく耳にする「完全養殖」というキーワード。完全養殖ってイマイチよく解らないという飲食店さまも多いのではないでしょうか。少しでも知っていただければうれしく思いますので簡単に説明させていただきますね。
今、クロマグロが減り続けているというのは、ニュースや新聞などでよく取り上げられていますよね。みなさん大好きなクロマグロの資源をどう守っていくか、大きな課題に世界中が直面しています。完全養殖は、この課題解決の糸口となる養殖法として注目されているんです。
どんな養殖法かといいますと、まず、海で捕まえて育てたクロマグロが産んだ卵をふ化させ、育てます(図1)。そのクロマグロが大人になって産んだ卵を、また人工ふ化させて育てます(図2)。そして、初めて「完全養殖」となります(図3)。クロマグロの一連の生命サイクルを養殖施設内で完結させるため、天然資源を減らさずにすむ。完全養殖は自然環境にやさしい方法なのです。今回ご紹介するのは奄美でうまれ育ったBLUE CREST。奄美の海の温度は安定していて、クロマグロにとっては絶好の生育環境です。
入荷初日。解体の現場にいってきました。魚体は70キロ台とかなり大きい…! 気になる味はというと、刺身でそのまま食べたいおいしさ!トロの部分は口にいれると脂が広がり、とろける柔らかさが。赤身には濃厚な旨みがあり、食感もしっかりしています。
生産者による「水揚げ時」と「エサやり時」のこだわりがこのおいしさに繋がっているようです。クロマグロは人の手に触れると弱るため、一匹ずつ丁寧に釣り上げます。そしてスピーディに活締め、血抜き処理を行い、氷入りのタンクに入れて冷やしこみます。その間なんと2分。水揚げ時の新鮮さを追求しています。また養殖場ではクロマグロの状態をよく観察して、状態にあった最適なエサを与えています。産卵の時期は四六時中、見守り続けるそうです。安定した成長に欠かせない12度以上の水温もキープしつつ、エサは均等にいき渡るように。徹底された品質管理によって、おいしい生本マグロをいただくことができるのです。
魚ポチでは週1~2にBLUE CRESTが入荷します。奄美でうまれ育った完全養殖生本マグロの味わいを一度ぜひお試しくださいませ。