【三陸・常磐の水産加工品特集】バイヤーいち押し!注目の新商品ラインナップ

飲食店にとって、新商品リサーチは欠かせない一方で、情報が多く選定が難しいもの。そんな皆さまに向けて、魚ポチバイヤーが厳選して仕入れた注目の新商品をピックアップしました。いずれも三陸・常磐エリアの確かな技術と素材が生み出す“実力派”アイテム。刺身、炙り、揚げ物と、メニューの幅を広げる3品をご紹介します。

 

希少なサメの心臓でレバ刺し風が実現!「冷凍モウカの星」

モウカの星レバ刺し風

宮城県気仙沼を代表する珍味素材といえば「モウカの星」。地元ではモウカサメの心臓を指し、鮮度のよいものは生食で提供される希少部位です。通常はその扱いの難しさから生の状態でしか流通せず、産地以外ではなかなかお目にかかれない一品ですが、冷凍でもこの素材を高品質に扱うメーカーを発見しました!

宮城県気仙沼市のミツウロコ商店が手掛ける「冷凍モウカの星」は、解凍しても鮮やかな赤色と独特の弾力をしっかりキープ。血抜きを行えばそのまま刺身として楽しむことができ、ごま油と塩を添えれば、まるでレバ刺しのような濃厚な味わいが広がります。産地の技術と工夫が、希少な味をいつでも再現可能にしました。

鮮度が命の品につき、納品後はできるだけ早めの調理をおすすめします。1個ずつ真空パックになっており、使いきりやすさも魅力。希少性と話題性を兼ね備えた逸品として、居酒屋や創作和食店の新メニューに最適です。

 

商品名:冷凍モウカの星(モウカサメの心臓) 
メーカー:有限会社ミツウロコ商店(宮城県)
規格:1kg箱(2-4個入)、2kg箱(4-8個入)

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“活きた味”を、ぜひお店の一皿に。活原料から炙った「ミズダコ足 炙り焼き」

“タコは固くて食べにくい”という印象を覆すのが、宮城県石巻市・マルカ髙橋水産の「ミズダコ足 炙り焼き」。冷凍原料ではなく活原料を使用することで、特有の柔らかさと旨みを最大限に引き出した商品です。

同社は北海道や三陸沿岸で水揚げされる“活きたミズダコ”だけを扱うために専用の活魚車と生け簀設備を持ち、活きた状態から製品になるまでをわずか30分で行うスピード体制を確立しています。タコの鮮度を落とさずに加工できることが、柔らかく甘みのある独特の食感を生み出す秘密です。

その技術を活かして活タコの足を1本ずつ丁寧に炙り、表面は香ばしく、中はレアに仕上げたこだわりの逸品がこちら。足1本ずつ真空パックされているため必要な分だけ使うことができ、扱いやすさも抜群。提供前に軽く炙り直すと、炙り香をより楽しめます。

刺身、カルパッチョ、酒肴など幅広いメニューで活躍する、素材の上質さをダイレクトに味わえる商品です。

 

商品名:ミズダコ足 炙り焼き
メーカー:株式会社マルカ髙橋水産(宮城県)
規格:1本入

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サバの味噌煮がカツになった!?ご飯が進む「冷凍三陸産サバ味噌カツ」

岩手県の小豆嶋漁業が開発した「冷凍三陸産サバ味噌カツ」は、2019年岩手県水産加工品コンクールで岩手県知事賞を受賞した実力派。

三陸・岩手県大槌町の漁港すぐそばに工場を構え、原料調達から一次加工・冷凍保管設備まで自社で一貫管理する同社は、「お魚嫌いをゼロに!」を合言葉に、魚を捌く手間や生臭さといった“調理・提供時のハードル”を下げる加工品作りに注力しています。

こちらの商品は三陸産のサバを甘い味噌ダレで調味し、サクサクと揚がる上質な生パン粉をまとわせたカツ仕立て。凍ったまま揚げるだけで味噌煮風カツの完成です。

1個約40gと食べやすいサイズで、ランチの定食だけでなく、仕出し・テイクアウト弁当メニューにもぴったり!味噌の香ばしさとサバの旨みが相性抜群で、冷めてもおいしく仕上がります。サバの身が厚く焦げやすいので、低温でじっくり揚げることだけお気をつけください。

 

商品名:冷凍三陸産サバ味噌カツ
メーカー:小豆嶋漁業株式会社(岩手県)
規格:2kg箱(約40g/切×約50個入)

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まとめ

三陸・常磐から届く“次の人気メニュー”候補をご紹介しました。

希少部位の「モウカの星」、鮮度へのこだわりが光る「炙りミズダコ」、手軽で汎用性の高い「サバ味噌カツ」。どれも現地の技術と鮮度管理によって、飲食店のメニュー構成に新しい可能性をもたらすアイテムです。
産地の想いとともに、三陸・常磐の味をぜひお店の一皿に取り入れてみてください。

 

三陸・常磐の水産加工品特集2025

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